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焼付塗装とは、金属パーツや金属部品等に強度の塗装をする方法の一つです
焼付塗装とは、塗料に熱をかけて硬化させる塗装方法です。
焼付け温度に関しては塗料の種類にもよりますので、はっきりとした定義はないようですが、当社では主にアクリル樹脂塗料を使い100~130℃×60分間ガスで焼付けます。
通常、焼付塗装の樹脂は100℃以上に加熱しないと架橋結合(橋かけ反応)しません。つまり、焼付塗装はこの温度に耐えられる金属製工業部品やカーボンなどの耐熱性樹脂などにしか施工できません。
特徴としては、焼付けるため塗膜が硬く、密着も良く、耐光性、耐摩耗性にも優れます。焼付け時間は予備乾燥から本焼きまで1時間程度で終了するので納期に余裕が持てます。
常温乾燥型の2液性ポリウレタン樹脂塗料は指触乾燥するのに5~6時間以上、完全硬化に4~5日かかります。焼付塗装は10~30ミクロン程度の厚みでも抜群の耐食性があります。弊社では熟練工が全てスプレーガンで均一な膜厚になるように塗装しています。
脱脂
シンナーや洗剤など表面に付着した油分を落とし、焼付塗装が付きやすいようにします。
パテ処理・研磨
サンダー痕、スポット痕などをパテ処理をし、研磨をかけて表面を平らにします。
下塗(メラミン塗装)
一度下塗りをし、下地の色を入れます。
乾燥
乾燥炉で熱し、乾燥させて下塗りを定着させます。
研磨
バフなどで表面を滑らかになるように丁寧に研磨していきます。
上塗(メラミン塗装)
2度塗りすることにより色を沈着し長持ちするようにします。
乾燥・完成
最後にもう一度乾燥させて、厳しい製品チェックを経てお客様にお届けします。
アルミ
亜鉛
鉄
ステンレス
真鍮
※真鍮:銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものです。
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